贈りものとしても話題性抜群！100％宮島産のソルトアイテム

（編集部・おっきー）

広島が誇る名所・宮島の、新たな特産品に

廿日市市の企業『株式会社フレイム』が、製塩するのは難しいとされていた宮島近海の海水を、なんとか活用できないかと試行錯誤を繰り返し商品化したのがこの〝みやじまの塩〟。なんとコレ、宮島の海水のみを使い、宮島の工房で炊き上げた、まさに１００％宮島産なのです！

宮島で今まで塩作りが行われなかったワケ

ここ宮島には、住民が嚴島神社前の海水で自宅や店を清める〝潮汲み〟という風習がありました。「祈りの島・宮島の海水で塩を作れないだろうか」と思いたった『株式会社フレイム』の代表・川本さんは、宮島の文化を新たな形で発信し、この地ならではの特産品を作るべく、強い決意を持って塩作りをスタートされたそうです。しかし宮島周辺の海域は、牡蠣の養殖が盛んなことなどから、石灰分が多く塩作りには向かないと言われ続けていました。そこで、大分県の製塩所『サンワールドつるみ』の職人・浜田加寿彦さんに川本さん自らが弟子入りされ、不純物を徹底的に除去する「分別再結晶法」の技術を磨かれ…。ようやく宮島海域での塩作りが実現したといいます。
そういった技法を駆使しているからか、口溶けがよく、味わいはなんともまろやか。師匠から譲り受けた釜を使い、宮島の工房で職人さんが手作りするみやじまの塩は、ミネラルたっぷりで甘みも感じられるので、どんな料理にも合わせやすそう！

いろんな形で〝みやじまの塩〟を楽しんで

宮島島内の神社仏閣では、実際に清め塩として使われている六角柱の「みやじまの塩（白）」は、お守りとして飾るほか、盛り塩に食用に…と使い方もいろいろです。ほか、この塩をベースにしたフレーク状の塩「みやしお」や、塩味と甘みのバランスが絶妙な塩飴「せとカケラ」も一緒に、宮島生まれの名品を楽しみましょ♪